現在副業をしていない人の半分は副業をしたいと思っているという調査があります。その理由は収入を増やしたいからという人がとても多いということです。僕もその一人です。ではどういった考え方で副業に取り組めばよいのか、この記事が参考になれば幸いです。

 

副業にはどんなものがあるの?

近年簡単に始められる副業が増えています。目的や条件に合った副業を選びましょう。

会社員も副業をするのが当たり前の時代になってきました。2016年末には政府も副業を後押ししはじめ、企業が就業規則を定める際に参考にする厚生労働省の「モデル就業規則」で「原則禁止」になっていたものを「原則容認」に転換しました。

外で働く副業もあれば、パソコンやインターネットを利用して在宅でできる副業もあります。自分の好きなことや得意なことを副業にして自分のスキルを高め、将来の独立起業を目指す人もいます。一昔前に比べて副業の種類も色々と増えてきました。ネットショップやせどりなど、ネットに関わる副業。昔ながらの内職の他、デザインやイラストなど、いわゆる在宅ワークの副業。アフィリエイトやグーグルアドセンスなど。これらの中から自分に合った仕事を見つけて、本業と両立させながらしっかりと稼ぐことができる環境が整ってきています。

副業をする時に大切なのは目的と条件をはっきりさせることです。どれくらいの収入を得たいのか、外で働くのか、自宅で作業するのか、副業に当てられる時間はどの程度あるのか、などをよく考えて無理なくできる副業を選びましょう。

 

副業のメリットとデメリットは?

副業をはじめる一番の動機は、収入を増やしたいからというものです。空いた時間を有効に使って収入アップしたいと考えるのは当然だと思います。副業をするメリットは他にもありまして、好きな仕事をすることで本業では得られない満足感や達成感を得られることや、本業以外の知識や経験、人脈などを広げられること、将来の独立に向けた準備ができることなどが挙げられます。特に起業に関しては、いきなり独立するよりも、副業としてはじめて、うまくいったら独立するというやり方が、リスクが小さくて済みます。

勤務しながらの起業は成功の確率が高くなる(日本政策金融公庫発表)

その一方で副業をするデメリットもあります。適度な休憩時間や睡眠時間を確保できていないと、心身に疲労が溜まり、本業に悪い影響を及ぼすことがあります。また勤め先の会社で副業は禁じられている場合、発覚すると処分の対象となることもありえます。一定額の収入を超えると確定申告や納税の手続きが必要になるのもちょっとしたデメリットですよね。さらに守らなければならない法律もいろいろとありまして、違反すると処罰を受けるケースもあります。副業は誰でも手軽に始められますが、メリットばかりではないことに注意してください。

 

就業規則に拘束力はあるのか?

最近ではロート製薬やサイボウズなど、副業を認める会社も出てきていますが、ほとんどの会社は就業規則で副業を禁止しています。ただ憲法では職業選択の自由が定められていますし、労働関連の法律では副業に関する規定はないので、法律では副業を禁止していないのです。就業規則は会社と社員の間の取り決めなので、法律で禁じられていない以上、就業規則で副業を禁止しても法的な拘束力はないという見方もできます。

ただ就業規則の拘束力については裁判でも判断が分かれているのが現状です。会社に無断で副業をしたことを理由とした解雇処分を、「不当」とした判例がある一方で、解雇処分を「妥当」とした判例もあります。どういった判断基準で司法が見ているかというと「副業の影響が本業に対してどの程度あったか」という部分です。副業が原因で本業に支障が出ていたとみなされた場合には、就業規則で定められた副業禁止の拘束力が認められるようです。あとは同業他社などで働く場合は機密事項漏洩の危険があるため、処分が妥当と判断されることもあります。反対に本業にそれほど影響がない場合は、解雇は不当とされる傾向があります。

 

本業と副業を両立させるには?

副業で最も大切なのは本業との両立です。副業はあくまでも副業です、主な収入源は本業なのですから、本業と副業の線引は明確にしておきましょう。それにもしも本業の勤め先に内緒で副業をしている場合は、両立できないと思わぬところから発覚してしまう恐れもあります。

最低限のルールとして本業の就業時間中には副業をしないこと。厳密には本業で使っている備品も副業では使わないこと。本業で得た情報や人脈を副業で使ってもいけません。副業を頑張りすぎて本業に悪影響を及ぼすことも避けましょう。

本業の勤め先が副業を禁じている場合、同僚などに副業で稼いでる話はしない方が無難です。心配なら副業しても良いか上司などに相談してみましょう。内緒でやっていて後で処分を受けても後悔のないようにしてください。

 

副業に向かない人とは?

副業はたいてい誰でも簡単に始められますが、残念ながら全員がうまくいくとは限りません。仕事の内容による向き不向きもありますし、そもそも副業すること自体が向いていない人もいます。例えば副業する理由や目的がはっきりしていない人は、せっかく始めても長続きはしないものです。

また副業と言ってもお金をいただく限りは立派な仕事ですから、お金や時間や責任に対する考え方がしっかりしていない人は向きません。適正のある仕事を選び、はっきりした目標を持って本業の仕事と同じように取り組める人が、副業に向いているといえます。

 

書き出してみると当たり前のことばかりですが、その当たり前が重要だったりします。これらのことを念頭に副業に励んでいただければと思います(^^)

 

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